ゼロ円出版―Amazonダイレクト・パブリッシング(KDP)執筆・出版方法
本年1月17日に本の出版予定となったので、私のAmazonダイレクト・パブリッシング(KDP)執筆・出版方法を、参考がてらまとめます。
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『10代20代から創造的に生きる本: ソングライター、画家、作家、詩人、映像監督等になるための芸術哲学書』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DQD36GQG/

①無料のWORD、Googleドキュメントは、縦書き不可能なので、出稿時、WORDのサブスクを利用。
②ずっとサブスクしても仕方ないので、無料の縦書きエディタ「TATEditor」で原稿を書く。
③書けたら、WORDにコピペして、組んであるWORDのマクロ(VBA)で、半角数字の縦中横修正とルビ変換を行う。
④先に、《
ペーパーバック》から作成。WORD原稿をPDF出力し、表紙を基本無料の「Canvaで作成。KDPに出稿し、ゲラ刷り(校正本)で、校正を入念に行って完成。
⑤次に、kindle用に、WORD原稿を複製し、無料の電子書籍作成ツール「LeME」でEPUP出力して、《kindle》書籍を作成する。

手順
①から③は、通常の単行本のサイズである「四六判(しろくばん。127cm×188cm)」のWORDページ(KDPテンプレート)に、TATEditorから原稿をコピペして、マクロで修正。余白のサイズ等を決め、ページ番号挿入。
④の《ペーパーバック》作成は、
1) まず先に、目次を自動作成するために、章タイトルと小見出しを「目次設定」し、書式を整える。文頭文、文末文まで書き終えたら、目次を自動作成。本の見開きを考えて、改ページ位置と空白ページ位置を確認して、全体を整える。
2) 中表紙の挿絵を描いて挿入。著者紹介文と奥付(バーコードページの関係で、奇数ページの最後)を挿入
3) 目次デザインが今一なので、加筆訂正して、全体のページ位置が決まったら、手書きで目次を作成し、原稿をPDF出力
4) 表紙作成は、Amazon KDPの「表紙計算ツール」のテンプレート出力を参考に、様々なひな形と素材が豊富で、簡単に美しくデザインできる「Canva」を使用。Canvaは縦書きの書体がダメなので、横書きの表紙。背表紙にサブタイトルの「ー」と「、」が、綺麗に入らなかったので、タイトルと著者名だけ挿入。文字はギリギリに大きくする。
5) 挿入写真と、コンビニでスキャンした挿絵の加工等は、無料の画像処理ソフト「GIMP」で十分。使い方は検索で調べられる。
6) 表紙が完成したら、「PDF(印刷)」「PDFフラット化」、有料の高品質「CMYK」を選択して、ダウンロード。
7) Amazon KDPサイトにログインし、本の詳細情報の設定、PDF原稿アップロード、価格設定等を行って、ゲラ刷り本を発注し、入念に繰り返し校正して完成。

⑤《kindle》作成手順。
ペーパーバック原稿を複製し、「LeME」でEPUB出力し、「Kinoppyで閲覧。
1) EPUB出力すると、PDF出力では現れなかった、一部の文字が小さくなる「WORD書式のゴースト現象」が出現する。普通に直しても、直らないので、『Ctrl+Shift+N』で、「改行を含めた行全体の書式リセット」を行う。それでも直らなければ、行全体を削除して、書き直し。電子書籍フォーマットは、文字は整えられても、行間等を整えることができない。
2) 文字を整えた後、ハイパーリンクの目次を自動作成し、差し替える。
3) WORDでデザインした中表紙と奥付は乱れているので、CanvaでJPEG作成し、WORDに挿入。作ってあった表紙をJPEG出力し、適当なサイズに切り取る。
4) Amazon KDPサイトにログインし、本の詳細情報の設定、EPUB・JPEG原稿のアップロード、価格設定等を行って、完成。

以上が執筆・出版手順ですが、ペーパーバック出稿から出版までを、1か月くらい開けておいた方が余裕があるしょう。
本・執筆終了!
一ケ月強で、一冊の本を書きあげた。
相当な良い本が出来上がった!
これ以上に良い創造力の本はない。
この世界には存在しない。
これは、「魔法書」である!
この一冊の本から、無数の芸術家が生まれるだろう!
まず、間違いがない。
私は、これで弟子だらけだ!

後は宣伝だ。
アマゾン・ペーパーバックなど、ほとんど知られることはない。
Youtubeを使って宣伝する。
Youtubeの構想は、これからだが、じっくりと構想を練りたい。
自分の本と森下自然医学のために。

タイトルは、
『10代から創造的に生きる本―すべての青春、すべての芸術家に捧げる芸術哲学書』
最初に考えた通り。
キャッチコピーで考えれば、サブタイトルは、
『10代20代から創造的に生きる本―ソングライター、画家、作家、詩人、映像監督等になるための芸術哲学書』
と言う、ハウトゥもの風のキーワード打ち込みが、必要かもしれない。
確かに売れそうだ。小銭にはなりそう。
それを、本の紹介入れるだけにしようと思ったが、ちょっと考えてみる。
「すべての青春」「すべての芸術家」を入れれば、大人でも読んでくれるが……。
「検索」に引っ掛からなし、売れそうにないか。
詩人らしい美しいタイトルなんだが。
それが本の内容の目標であり、正直な説明だ。
やはり、左利きなんだと思う。この付け方。
右利きには、キャッチコピーが優先となる。
それが9割いる右利き対策なんだが、「検索」に引っ掛る、こっちの良いか?

後は、厳密に誤字・脱字の校正をして、表紙の作成だ!
自分で絵を描こうと思っている。
元の左でだ。
1月17日の阪神淡路大震災の日に出版する予定だ。
30年である。
TATEditorで書いたものをWordで出稿する為のマクロ(VBA)
縦書きのものは、「TATEditor」(無料)が、一番書きやすい。本や小説を書くのにはとても便利だ。
Wordだと縦書きはサブスクの料金がかかるし、意外と書づらい。一太郎は高い上に、ATOKがサブスクで使えない。
そこで、一押しが「TATEditor」となるのだが、「半角数字」が横になって、二桁一文字で入力できない。全部漢字か全角数字になってしまう。やはり、出稿する時だけWordのサブスクで、奇麗に整えたいところとなる。Wordなら文章の校正機能も付いている。これは便利である。
そこで、Wordのマクロ(VBA)を使って、「半角英数字」と「ルビ」の修正プログラムがないか探してみた。
数字の修正プログラムはあった。しかし、ルビの修正プログラムがなく、近いものはあった。それでそれを、改良してみたら奇麗に出来た。

「滋賀県大津市のちいさなパソコン教室『ぱそこんる~む123』」さんのマクロ。
https://ameblo.jp/pcroom123/entry-11925007971.html




これで、すべての半角数字は、Wordの「縦中横」文字に処理される。

次に、「TATEditor」の「ルビ」だが、この処理に近いプログラムを見つけた。
「ときは@あめした堂」さんのpixivのマクロ。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21149533
ルビを振る文字の頭に「 |」縦線を入れたものの処理なので、ここだけ改造が必要だった。改造してみた。



改造点は「ルビを振られる方の文字の取得」「ルビ振り」のところである。
これでルビは問題なく、一発でWordのルビに変換できる!

マクロの設置の仕方は、以下のページを参照してください。
https://kagakucafe.com/2020092311700.html

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